[other story] Installing RC simulator FMS into Windows 10 (Avoiding known problems), & tips

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集中連載もこれで最終回。今回はFMS実行に必要な修正手順とTIPSを紹介+人力機モデルの提供です。手軽に利用できて便利なFMSですが、残念ながら2006年頃からアップデートされていません。Windows10にもインストールできますが一部動作に不具合がでることが分かっています。代表的な不具合は以下の通り。

  • DLLの不足
  • [Graphic][Textures] ONでの画面のちらつき(ほぼ真っ白になる)
  • 機体が表示されないものがある
  • 背景Texture (空等)が表示されないものがある。

画面のちらつきは致命的で見えないので操作不能です。しかし先人の知恵により回避可能です(ただし、プログラムを根本的に直したわけではないのでどの環境でも大丈夫とは保証できませんが)。

【インストール】

本家HPよりダウンロードして使います。

Flug-Modell-Simulator (FMS) Version 2.0 Alpha 8.5 (5'923 KB)

インストール自体は普通に終わるはずです。必要に応じ日本語化パッチなどもあるようです。
RC飛行機実験工房さんのHP、FMSのページ、及び「インストールと操作方法」参照)

【不具合の回避】

いろいろ試してググって、以下のように解決しました。出来なかったものもありますが。

  • DLLの不足
    この問題は、なぜか必要なDLLが配布パッケージに含まれていないために起こっていますが、RC飛行機実験工房さんのHPで解決策が提示されています。
  • [Graphic][Textures] ONでの画面のちらつき(ほぼ真っ白になる)
    このオプションをOffにすればポリゴン地形ですが動作します。3Dマップのテクスチャが正常に読み込まれないのが問題のようです。ブログ「気まぐれ飛行船」に修正方法があります。FMSは地上マッピング用に16枚(4枚を4回使い回す場合有り)のBMP画像を読み込みますが、最後の画像が256x256ではダメで、別名の255x255に縮尺した画像を読ませると正常に描画される、とあり実際にそうでした(ただし、右上(わかるかなー)のブロックは白になる)。なお、ブログでは高度マップ、空用背景も修正するとありますが直さずに実行できています(高度マップを変更するとオブジェクトの高さと合わなくなる問題もあります)。
  • 機体が表示されないものがある
    機体が透明になってしまう問題ですが、マッピングの仕方が原因のようです。[Graphic][Options]でShadow - True alphaをONにすると表示されると解説があります。当方自作の機体でも発生し、いろいろやってみたところ、マッピングする面数が多いと発生するようです。(UVマップが良くないという可能性も有り)
  • 背景Texture (空等)が表示されないものがある。
    これはあきらめました。標準シーナリーで夕焼けとかあるのですが、利用できていません。
  • (6/7追記)エラー「EcomPort in module FMS.exe at 00088728. registry error (win error code:2)?」がでる(アドレスは変わります)
    新規にインストールして大丈夫か試しましたところエラーが発生しました。このエラーは既知で、こちらに解決策があります。(Empty Aircraft, e-aircraさん)
    これはWindows上にCOMポートのエントリ(?)がないことが原因のようです。ハードウェア的に必要なのではなく、レジストリに登録があればFMSは起動します。
    いままで試していたPCはすでにCOMポート操作をしていたので気づきませんでした。

その他、本家HPのFAQやRC飛行機実験工房さんのノウハウページなど、参考になります。
あと、時々画面がブラックアウトしますが、そのときはFMS自体を終了、リセットしましょう。

【便利な知識】

RC飛行機実験工房さんのHPに解説があるとおり、VR球面のマップが使えます(FMSのページの「自分で背景を作る」)。ブログ「空雲礼賛」のSimScene.exeと配布写真でVR球面を作ると、非常に美しい風景の中でフライトできます。

パラメータファイルの解説等は、過去V-tailsさんが解析してくれたものがありました。現在HPを移設されており、こちらにあります。

ジョイパットで遊ぶためには、JoytoKeyでパッドのボタンにリセット、ポーズ、ズームOn/Off、ズームin/Out、ウインチ等割り付けるととても便利です。(管理者権限で実行する必要があります。)

ポーズ中、テンキーを十字キーにして視点を変えられます(フルキーの数字キーでも動かせます)。

リブレイ機能が無いのが本当に惜しまれます。

(あとはリンク切れのところをウェイバックマシーンで探すとか。)

【FMSでHPAを楽しむために】

ここまで紹介してきたように、手軽な作業でオリジナルの機体を飛行させることが出来るFMSはいろいろと活用できる可能性を持っていると思います。その一端に触れてもらうため、サンプル機体をおいておきます。

HPA-DAEDAEDES号(ダイダロス風人力飛行機)

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データは文献から分かるものに出来るだけ合わせてあります。なかなかどっしりした操縦感で納得しています。

風景データも自分でカスタマイズ出来ますし、ポリゴンの立体物を置くことも出来ます。もしかしたら、琵琶湖の例の場所も再現できるかもしれません。(ラジコンはせいぜい1km四方くらいの範囲を想定しているので、TTコースあたりはちょうどいいのでは・・・)


以上、3回にわたりFMSで人力機モデルを作り飛ばす方法を解説してきました。実際の空気ではありませんが、この新型コロナウィルスの厄災に負けず、この遊びをやっていく助けの1つになればよいと思っています。

活動が再開できるようになったら皆さん飛行場でテストフライトを思う存分楽しみましょう!

ykuni,
June 2020.